Project 02

 

 寿町は、かつての日雇い労働者の町としてのイメージが、多くの人に残っているため、依然として、ステレオタイプなイメージが街の変化を妨げる。

しかし、実際に、住民は高齢化し、福祉の街へと変貌を遂げていることは事実であり、さらにその問題にさまざまな活動が向き合い、街が日々変りだしている。

 この状況を発信するために、映像という手法を用いて、街の現状・問題、そこで行われている活動を、わかりやすく表現し、イメージのギャップを克服していこうと試みた。

Apple store,Ginza 2005年8月29日

BankART Life  24時間のホスピタリティー ~展覧会場で泊まれるか?~

2005年10月28日(金)-12月18日(日)

会場:BankART Studio NYK

日本経済新聞アートで再生 街づくり新時代 2006年01月17日

新聞記事:PDF(844KB)http://yokohama.hostelvillage.com/ja/kotobuki/pdf/20060117_nikkei.pdf

 横浜の東急線馬車道駅近くにあるBankART1929にて、横浜トリエンナーレ開催時に行われた展覧会。展覧会会場に泊まることができる展覧会で、その一つとして、ホステルの一部屋サイズを原寸大で制作。寿町の概要を展示したパネルと、KOTOBUKI_Promotionを上映しました。

銀座のApple storeで、イベント企画として、KOTOBUKI_Promotionの初お披露目を行いました。映像と共に、寿町の現状を説明したプレゼンテーションも併せて行いました。

日本経済新聞に、寿町での取り組みと映像の紹介を掲載していただきました。上記よりご覧ください。

映像(youtube:9分)http://jp.youtube.com/watch?v=zZzfcz7d1dk

 まちづくりや地域活性化プロジェクトなど、地域の活動には、様々な人の協力が必要となります。プロジェクト自体を多くの人々に知ってもらうためにも、発信手法の検討は欠かせません。

コトラボでは、イギリスの都市再生で行われているプロジェクトのプロモーションムービーにならって、街の現状や眠っている「資源」を可視化させたり、統計データを一目で分かるようなヴィジュアル化などを取り込みながら、プロジェクトやその地域に興味をもってもらえるような映像を創っていきます。