点ではなく、関係がつながっていく場所へ
これまで「ステキなみちくさ」では、史跡やお堀沿いの空間を一時的にひらき、
腰を下ろして過ごしたり、子どもが遊んだりできる風景をつくってきました。
そうした実践を重ねる中で見えてきたのは、場をひらくだけでは関係は続かない、ということでした。
人が関わり続けるためには、
・相談できる入口があること
・試しながら関われる余地があること
・関係が次につながる“拠点”があること
サンマルガレージは、そうした関わりを受け止め、つなげていくための場所です。
イベントを増やすこと自体を目的とせず、集まった人たちと一緒に
「この場所で何ができそうか」
「どう関わると続いていくか」
を考え、実践していく。
サンマルガレージは、関係が少しずつ積み重なっていくプロセスそのものを大切にする拠点です。
関わり方に応じて、段階的に関われる設計
サンマルガレージは、完成された使い方を前提としない場所です。
そのため、
「まず話してみる」
「小さく試してみる」
「チームで継続して取り組む」
といった関わりの深さに応じて、いくつかの入口と実践の場を用意しています。
▪ ガレージインフォ|関わりの入口
「何かやってみたい」「関わってみたい」
そんな気持ちを受け止める相談窓口です。内容がはっきりしていなくても構いません。
▪ ガレージセール|ひらかれた場で試す
フリーマーケットや物販などを通じて、
売る・並べる・話すことを試す場です。
▪ ガレージトーク|話す・知ることから始める
トークや上映会など、
まず場に触れてもらうための入口となる企画です。
▪ ガレージラボ|考え、試し、続ける
ワークショップや実験的な取組など、
複数回集まりながら進める活動の場です。

お金ではなく、関わりを軸にした運営へ
サンマルガレージでは、場所を「借りる/使う」という関係ではなく、「関わりながら育てる」ことを重視しています。
そのため、金銭的な利用料を前提とせず、拠点運営への協力や、
他の取り組みへの関与といった“関わり”を通じて使われていく仕組みを採用しています。
店番、清掃、イベント準備、DIY、相談対応。一人ひとりの小さな関わりが、次の活動や、次の誰かの挑戦を支えていく。
使う人が増える場所ではなく、エリアを一緒に育てる人が増えていく拠点へ。
サンマルガレージは、そんな関係性を目指しています。

今後の展開
現在、サンマルガレージでは、フリーマーケットや屋外出店、野菜販売など、
拠点の可能性を探るための試験的な取り組みを行っています。
いずれも大規模なイベントではなく、「実際に使ってみることで見えてくること」を大切にした実践です。
今後は、関わる人を少しずつ増やしながら、この場所を拠点に、エリア全体との関係性を育てていくことを目指しています。