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コトラボが手がける様々なプロジェクト

Yokohama
Hostel
Village

TAG : 空き地・空き家活用 宿泊事業 まちづくり

【地域全体をひとつの宿とし、地域資源を活用】

ヨコハマホステルヴィレッジは、横浜で一番リーズナブルな宿泊施設として、2005年6月に簡易宿泊所(ドヤ)をツーリストホステル・ゲストハウスタイプとして活用しようとスタートしたプロジェクトです。

社会環境の変化から簡易宿泊所の約20パーセントが空室状態となってしまった寿地区に、新たなひとの流れをつくりだし町のイメージを変えていくこと町の住民に雇用を生みだすことで、生きがいを持って働き、地域の環境をより良くしていくことを目的としています

 

●寿町とは?

大阪市のあいりん地区、東京上野の山谷と並んで、日本の3大ドヤ(簡易宿泊所)街の一つである寿地区は、JR石川町駅北口付近の約6ヘクタールのエリアであり、第2次世界大戦後10年にわたって米軍に接収され、返還後に簡易宿泊所(通称・ドヤ)が次々と建築されました。
寿町は、横浜港で仕事をする港湾荷役労働者たちが住む「日雇いの町」として有名になり、1950年代から1980年代ころまで、1万人近い日雇い労働者が宿泊し、とても栄えていました。
しかし、その後、経済構造が変化したこと、労働者が高齢化したことで、現在、多くの方が生活保護を受けて生活を送っている著しく福祉の街へと変わっています。
その一方で、この街には下町によくいる気さくなおっちゃん達が多く、都会のど真ん中にも関わらず、挨拶が飛び交う人情味ある日常残っています。

●施設概要

ヨコハマホステルヴィレッジは、「フロントオフィス」を中心に、
ショートステイがメインの「林会館」、ロングステイ用の「LBフラット」「ASIA」の全3館を備えております。

●客室紹介

完全個室の和室3畳をメインとし、和室4畳の特別室やクリエイターズルーム、またシングルベッドが入った洋室3畳などを備えております。

<和室3畳>

<特別室 和室4畳>

<クリエイターズルーム>

●どんなお客様が利用?

世界中のバックパッカー、国内ぶらり旅、家族旅行、パシフィコ横浜で会議出席・イベント参加、終電を気にせず飲み会、ワーキングホリデー、アーティストさん、学生さん、横浜アリーナのライブを観に行かれる方、横浜スタジアムで野球観戦、日産スタジアムでのサッカー観戦、大学受験生、企業インターンシップ、就職活動、出張などなど、様々なお客様がゲストハウスにいらっしゃっています。

-DATA-
創業     2005年
部屋数    60部屋
年間利用者数 延べ1万人/泊
国内外比   60:40


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